大型犬を諦めた我が家は、中型犬と小型犬を探し始めます。
次はオーストラリアン・ラブラドゥードルについて調べ始めます。キムタクの愛犬としても有名ですね^_^ よくインスタの写真に出てきます。
オーストラリアン・ラブラドゥードルとは
初めて聞く方のためにご紹介すると、オーストラリアン・ラブラドゥードルとはこんなワンちゃんです。
日本で唯一ブリーディングが許されているニチイグリーンファームのサイトによると、
ALは、ラブラドール・レトリーバーとプードルを主体に他の4犬種の特長を採り入れながら、大切に血統を育んできた由緒ある犬種です。慎重な計画の下、アイリッシュ・ウォーター・スパニエル、カーリー・コーテッド・レトリーバー、アメリカン・コッカー・スパニエル、イングリッシュ・コッカー・スパニエルなどの優れた特長を受け継ぎ、能力や毛色のバリエーションを増やしてきました。
この優れた犬種を次の世代につなぐためにALAJ(日本オーストラリアン・ラブラドゥードル協会)が設立され、認定ブリーダーによる交配が行われています。日本における認定ブリーダーはニチイグリーンファームだけに許可されています。
ALとは|オーストラリアン・ラブラドゥードルとは何かご存知でない方に (al-site.net)
社交的な上に、知性や記憶力の良さをあわせ持つAL。すでに介助犬やセラピー犬としても活躍しています。
性格は穏やかで、とてもフレンドリー。豊かな表情を見せるため、心が通いあっていることを実感できます。また、飼い主の感情の状態やニーズに対する洞察力が高いことにも高い評価を受けています。
ALは、アレルギーを持つ方のパートナーとなるために生み出された犬種です。抜け毛の少ないプードルの血筋を受け継いで、やわらかな毛質なのにお手入れがしやすいのが特長。動物特有のにおいもほとんどありません。幅広い方に安心して受け入れていただくことができる、人と一緒に生活しやすい犬種です。
実際のワンちゃんに会ったことがありますが、非常にフレンドリーで癒されるワンちゃんでした。毛量にビックリしますが、そこも含めイメージ通りで、本当に可愛いです。
大きさや色
大きさ
オーストラリアン・ラブラドゥードルには3サイズあります。ミディアムやミニチュアは飼いやすい大きさなので人気のようです。我が家も中型犬・小型犬を探していたので、このサイズを狙っていました。
種類 | 大きさ | 大きさのイメージ |
---|---|---|
スタンダード | 体高:52cm~62cm程度 体重:23~30kg程度 | ゴールデンレトリーバーほど |
ミディアム | 体高:42cm~52cm程度 体重:13~20kg程度 | ボーダーコリー、ダルメシアンほど |
ミニチュア | 体高:35cm~42cm程度 体重:7~12kg程度 | ビーグル、柴犬ほど |
毛質&カラー
毛質には3種類、カラーはとても豊富です。毛質によって、ガラっと雰囲気が変わるそうですよ。
日本オーストラリアン・ラブラドゥードル協会のサイトの紹介が写真付きで見やすかったのでリンクを貼っておきます。
ALについて|一般社団法人日本オーストラリアン・ラブラドゥードル協会 (alaj.jp)
海外の犬舎のサイトですが、こちらも色が見やすかったので貼っておきます。
Kiwi Pride Labradoodles Colours
オーストラリアン・ラブラドゥードルを探す
元々レトリバーとトイプードルを候補にあげていた我が家は、そのミックスということでとても気に入り、探し始めますが、非常に難航しました。結局あきらめることになるわけですが、どうやって探したか書いておきます。
国内で購入できる場所
上にも書きましたが、オーストラリアン・ラブラドゥードルは日本では一箇所しかブリーディング、および販売をしていません。
オーストラリアン・ラブラドゥードル協会により厳しく管理されていて、日本で認定されているのが、ニチイグリーンファーム(千葉県流山市)だけとなっています。
購入希望者ほニチイグリーンファームが運営するマッチングサイトに登録して、抽選に当たると購入ができます。う~ん、当たる気がしない…
抽選システムになる前は、サイトにアップされるや否や5分以内には売り切れていました。
チケットぴあ並みであると聞いていたのと、我が家が探していた時は売り出しがされていなかったので、輸入できないか検討しました。
輸入代行に依頼する
オーストラリアやニュージーランドからの輸入仲介サービスを行なっている会社が国内に数社あります。手数料がかかりますが、慣れない犬の購入を法律などが違う国から英語でのやり取りで行わなければいけないということを考えると、それらをすべて代行してくれるのなら安いのかもしれません。とても安心だと思います。我が家が検討した企業のリンクを貼っておきます。実際にコンタクトした際、非常に親切に教えてくれましたよ。
オーストラリアン ラブラドゥードルのいる生活!Labradoodle Paradise
DOGMAN-DOODLE / DogMan (ドッグマン) (dogman-tokyo.com)
ただ、探し始めたのはコロナ禍。飛行機がストップしていて、ペットの人気が急上昇した時期でもあり、オーストラリアン・ラブラドゥードルが手に入るのに1年以上かかると言われました…
直接輸入する
それならば、オーストラリアの犬舎に問い合わせ、直接輸入しようと試みました。
日本で有名な犬舎は以下だと思います。上記でご紹介した仲介会社も以下の犬舎から輸入しているようです。
Home | kiwi-pride (labradoodle.co.nz)
Tasmanian Labradoodles | Tasmanian Labradoodles
Worldwide Australian Labradoodle Association (WALA)のサイトにはもう少し登録されているブリーダーがあったので、ここに登録されているブリーダーにもコンタクトして探していました。
Find an Australian Labradoodle Breeder | WALA (wala-labradoodles.org)
けれども、オーストラリアン・ラブラドゥードルは希少なためか、どこも人気で1年待ちなどが当たり前の状況のようでした。 また、日本への輸入はすべて上で紹介した会社を通して行っていると断られた犬舎もありました。 一応ウェイティングリストへの登録だけは行っていました(が、まだ連絡がないので、本当に時間がかかるのだと思います)。
(おまけ)海外からの輸入について
ところで、どうして輸入がオーストラリアやニュージーランドからだけなのかと思われませんか?我が家もはじめ不思議だったのですが、これには事情がありました。
指定地域とされている6か国とそれ以外の国で、手続きが大幅に変わります。動物検疫所のサイトの説明によると指定地域は以下のとおりです。
指定地域とは、農林水産大臣が指定している狂犬病の清浄国・地域で、2013年7月現在、6地域が指定されています。
アイスランド、オーストラリア、ニュージーランド、フィジー諸島、ハワイ、グアム
指定地域:動物検疫所 (maff.go.jp)
指定地域以外の国から輸入するには、狂犬病抗体検査の採血日を0日目として、日本到着まで180日間以上待機しなければいけません。
詳しくは動物検疫所のサイトをご覧ください。
アメリカにはもっとたくさんオーストラリアン・ラブラドゥードルを販売している犬舎がありそうだったので、 180日 待とうかな?と思いましたが、180日も経ってしまうと、ちょうど躾に大事な時期を逃してしまうかなと思ったのと、犬舎のサイトを閲覧していると、半年も預かってくれるブリーダーさんはなかなかいなそうでした。預かってくれても、有料となるので、生後約2か月から180日目までの約4か月の間預かりをお願いするとなると、かなりの値段になりそうでした。
こういった事情があり、輸入は上記指定地域の6か国からとなっているのだと思います。しかし、6か国といっても、グアムやハワイなどでもブリーダーを探してみましたが、なかなか見つからなかったので、たぶん メインはオーストラリアかニュージーランドなのだと思います。
その他に検討すべきこと
以上のとおり、そもそもオーストラリアン・ラブラドゥードルを購入することが非常に困難だったのですが、もし運良く購入できたとしても、もう一つ気がかりなことがありました。それはトリミング代です。
オーストラリアン・ラブラドゥードルは、アレルギフリーな犬種とされていますが、それはつまり毛が抜けないということです。
毛が抜けないのでトリミングが必要です。ふと値段を確認してみると、、、た、高い。。少し良いお店に行くと二万近くかかります。それを毎月払うことになります。自分でカットしているオーナーもいるようなのですが、それでも年に何回かは整えに行くことになりそうです。自分の美容院をあきらめて犬の美容院に行くというのは冗談ではないのです!
というわけで、我が家はオーストラリアン・ラブラドゥードルをあきらめることにしました。でも、できることならいつか飼いたいなと思っています。
なるほど、毛の問題もあるのか。。またまた振り出しに戻りました。
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