結局どれがいいの??「出会った瞬間にこの子だ!って思った」なんてよく聞きますが、そんなことは我が家には訪れず。。犬について知れば知るほど、悩みはじめました。
どんな犬種があるのか、毛のタイプ、などいろいろ気になりはじめます。
ジャパンケネルクラブのホームページによると、JKCでは200犬種が登録されているそうです。
一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)では、国際畜犬連盟(FCI)により公認された352犬種(2020年3月現在)のうち、約200犬種を登録しております。
世界の犬 | 一般社団法人 ジャパンケネルクラブ (jkc.or.jp)
ご紹介の犬種は、その生存目的や形態・用途によって10のグループ(国際畜犬連盟による10グループ制と同じ)に分類されています。
1G:牧羊犬・牧畜犬(家畜の群れを誘導・保護する犬)
2G:使役犬(番犬、警護、作業をする犬)
3G:テリア(穴の中に住むキツネなど小型獣用の猟犬)
4G:ダックスフンド(地面の穴に住むアナグマや兎用の猟犬)
5G:原始的な犬・スピッツ(日本犬を含む、スピッツ(尖ったの意)系の犬)
6G:嗅覚ハウンド(大きな吠声と優れた嗅覚で獲物を追う獣猟犬)
7G:ポインター・セター(獲物を探し出し、その位置を静かに示す猟犬)
8G:7グループ以外の鳥猟犬(7グループ以外の鳥猟犬)
9G:愛玩犬(家庭犬、伴侶や愛玩目的の犬)
10G:視覚ハウンド(優れた視覚と走力で獲物を追跡捕獲する犬)
世界の犬 | 一般社団法人 ジャパンケネルクラブ (jkc.or.jp)
とのこと。グループが分かれているのは分かったけど、いまいちピンときません。
我が家は次のような感じで決めていきました。
まず、大きさを選ぶ
まずは居住環境や家庭環境を考えて、大きさを先に選ぶのが良いかなと思います。大きさは主に大型犬(体重20kg以上)、中型犬(体重10kg~20kg)、小型犬(体重10kgまで)に分けられています。
大型犬は別の記事でも書きましたが、飼えるかどうかよく検討する必要があります。
飼うのが難しければ、早々にあきらめて候補から外すのが良いと思います。ゴールデン・レトリバー、ラブラドール・レトリバー、サモエド、バーニーズ・マウンテン・ドックなどはこの時点で候補から外れます。
中型犬からはぐっと飼うハードルが下がると思いますが、マンションによっては小型犬のみとされているところもあるかと思いますので、よく確認された方が良いと思います。
毛のタイプを選ぶ
毛の種類は色々あるかと思いますが、犬種を選ぶ際に気になるポイントは、「毛が抜けるか」「毛が抜けないか」、だと思います。
特に家族にアレルギーの人がいる場合は、重要な要素かなと思います。夫は猫アレルギーがあったので、病院で犬アレルギー検査をしました。3,000円くらいで5日ほどで結果が出ました。アレルギーがあっても、掃除を頑張ったり気を付けていれば大丈夫と友人から聞いていたため、軽いアレルギーだったら、毛が抜ける犬、重いアレルギーだったら毛が抜けない犬にしようと決めていました。
毛が抜ける犬
毛が抜ける犬は、抜け毛との闘いだそうです。抜け毛が気になるので、黒い服は着ない、出かける直前に着替える、など工夫をしている人もいるそうです。抜け毛が気になる人は、抜けるタイプの犬はやめておいた方がいいと思います。(アレルギーは毛が直接の原因ではないそうですが、)特にアレルギーの家族がいる場合は毛が抜ける犬を飼う場合はよく検討した方がいいと思います。
毛が抜ける犬のメリットは、トリミング代が要らないことだと思います。トリミング代は結構高いので(大きさにもよりますが6000円~30000円)、これは重要な検討要素かと思います。
毛が抜けない犬
毛が抜けずに伸び続ける犬もいます。トイプードルやオーストラリアンラプラドールはそうです。メリットはなんといっても、家に毛が落ちない!これほどストレスフリーなことはないのではないでしょうか。アレルギーのある方でも飼いやすいそうです。
デメリットはトリミング代がかかることです。特に大型犬はトリミング代がぐっと高くなります。検討していたオーストラリアンラブラドールは良いトリミングのお店に行くと2万円近くかかっていました。通常でも15,000円ほどでした。モコモコした毛の犬は確かに可愛いのですが、ここにお金をかけられるかどうかも、よく考えた方がいいと思います。我が家はオーストラリアンラプラドールをこれであきらめました。
もう一つの毛が抜けない犬としては、ヘアレスとか、毛が短い犬という選択肢もあるかと思います。パグとかフレンチブルドックなどです。
性格を選ぶ
優しくて人懐っこい犬、気性の荒い犬など性格も違うようです。
我が家が性格の面であきらめた犬種は、テリアです。エアデールテリアやワイヤーフォックステリアなど、見た目がとても可愛いくて気に入っていたのですが、気難しく、最初に飼う犬としては躾が難しいそうです。ただ、テリアじゃないと物足りない!と言っている意見も見かけました。
反対にとても人懐っこい犬は、ゴールデンレトリバーではないでしょうか。人間が大好きだな~と感じます。石田ゆり子さんのインスタグラムにも愛犬のゴールデンレトリバーが良く出てきますが、とても優しい犬だなと感動します。
一緒に運動をしたいかどうか
もしワンちゃんと一緒にアジリティやフリスビーなどのドックスポーツをしたい場合は、運動能力の高い犬の方がいいと思います。ボーダーコリー、シェットランドシープドック、テリアなどが向いているようです。優勝するワンちゃんにはボーダーコリーが多いと思います。
ゴールデンレトリバーなどの大型犬は体重があるので、怪我の心配があるため向いていないそうです。(ただし、スポーツのために体重を落として取り組んでいるゴールデンレトリバーもいるとブリーダーさんから聞きました)
トイプードルなどの小型犬も意外と見かけます。トイプードルがバーを飛んでいるのはなんだか予想外で可愛いですよね。優勝はしないかもしれませんが、一緒に運動を楽しむレベルならいいですよね。
しかし、運動ができるワンちゃんは通常の散歩にも影響します。運動が好きなワンちゃんは運動不足になるとストレスがたまるようで、たくさん散歩が必要になるかと思います。
また犬のサイズが上がるにつれて、散歩時間も長くなると考えていた方がいいと思います。大型犬だと朝晩の2回、1回30分~60分ほどと聞きます。小型犬はぐっと時間が短くても大丈夫だと思います。 ただ、実際にオーナーに聞くと、それほど頑張らなくても問題ないと言っている人も何人もいました。
我が家は一緒に運動できる犬にしました。
これでずいぶん候補が絞れてくるかなと思います。あとは見た目の好みかと思います。我が家のように、最初のインスピレーションでなかなか決められない方に参考になれば幸いです。
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