ボーダーコリーのタイプ

ボーダーコリー

次はボーダーコリーのタイプについてです。 ボーダーコリーには、3つのタイプがあります。

ただし、タイプにこだわってブリーディングされているブリーダーさんもいますが、あまり明確に分かれていない場合もあるようです。

ボーダーコリーのタイプ

フィールドタイプ

まずはフィールドタイプです。フィールドタイプは運動能力に優れたワンちゃんです。

アジリティやフリスビーの大会などでよく賞をとっているワンちゃんは、フィールド系のワンちゃんのようです。もし大会で入賞を目指すなら、「うちはフィールド系です」とはっきり言っているブリーダーさんから買うのが確実だと思います。 タイプは販売サイトには明記していなくても、聞くと答えてくれます。

フィールドタイプはショータイプとは明らかに骨格が違うそうで、 ショータイプ(や、ふつうのワンちゃん)に過度に運動をさせると怪我をするそうですよ。トレーナーさんにも過度な運動やフリスビーなどのジャンプする運動は注意するよう言われました。

フィールド系は、運動能力に優れているボーダーコリーの中でも、特に運動神経に優れていて、ワンちゃんと一緒に運動を楽しみたい飼い主にはピッタリのワンちゃんだと思います。ただし、そこまで運動を頑張りたくないという人がフィールドタイプを購入すると大変かもしれません。運動神経が優れているゆえ、毎日の散歩が大変という意見を見かけました。

ちなみに我が家のボーダーコリーはフィールドタイプです。フィールド系を欲しかったというわけではないのですが、信頼できるブリーダーさんを探していたらフィールド系に出会いました。怪我をさせないように、体重管理のための指示を細かくいただきました。また、フィールド系ですら、1年間は過度な運動やアジリティをさせないようボーダーコリー専門のブリーダーさんから注意を受けているので、入賞を目指してバリバリ訓練する可能性がある場合は、本当にタイプには注意された方がいいのだと思います。

ショータイプ

次はショータイプです。JKCのスタンダード基準に沿っていて、ドックショーで優勝できるような、見た目が優れているワンちゃんです。

血筋がモノを言うようで、ショーでの優勝を目指すなら、お父さん、お母さん、もしくは祖母、祖父がチャンピョン犬であることが大事のようです。

ブリーダーさんの販売ページにも、家系にチャンピョン犬がいる場合は必ずこの情報が載っています。

もしドックショーを楽しみたいということでしたら、ショータイプが欲しいとはっきりブリーダーさんに伝えて探すとよいと思います。

ちなみに、トレーナーさんから伺った話によると、ドックショーは割りと大変のようで、なるべく首輪はさせない(首の毛がはげてしまうので)、など色々気にすることがあるようです。

ワーキングタイプ

元々ボーダーコリーは牧羊犬です。ワーキングタイプは、指示に従い働くのが大好きなワンちゃんで、牧場などで働くためのワンちゃんです。ボーダーコリーは人間の指示を守りながらも、自ら考えて行動できる賢いワンちゃんなので、お仕事で優れた能力を発揮します。

このタイプを誤って家庭犬として買うととても大変なようですよ。

多分通常は日本では売っていないのではないかと思うので、こちらはあまり気にしなくて良いかと思います。

上にあげた3タイプの他、ショータイプ、フィールドタイプの中間のような、家庭犬として優れている犬を目指しているブリーダーさんなどもいました。また、ペットショップだとタイプの情報は見たことがないので、明確ではないかもしれません(というか、分かっていない)。

次もボーダーコリーについてです。

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